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にーてんぜろのブログ

仕事とか、コミュニケーション、音楽やレザークラフトとか、個人の振り返りブログです。

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新聞社や政治家のインターネットメディアリテラシー

本日の日経にこんな記事が出ていた。

ー 「いいね」の大票田 ネット選挙狂騒曲(ルポ迫真)
http://www.nikkei.com/article/DGXDASFS1600U_W3A510C1PE8001/

散々言われてる事とはいえ、新聞社と政治家のインターネットメディアリテラシーなんてこんなもんなんだなー、って。

ホント、大した話じゃないんだけど、その記事の中には
"「ネットでどれくらいの人に呼びかけられるのか」。こう質問する石破に、伊藤は同じエイベックス所属の人気歌手、浜崎あゆみから応援の内諾を得ていると説明。「浜崎さんに『いいね』を押してもらえば、80万人に発信できます」と力を込めた。

 参院選からは一般の有権者が選挙期間中にツイッターなどのSNSで投票を呼びかけられる。浜崎が80万人超のフォロワーに伊藤への投票を呼びかけたらどうなるか。

 フォロワーすべてが有権者とは限らないが、仮に浜崎のフォロワーの2割が伊藤に投票すれば16万票。2010年の参院選比例代表で自民党の当選ラインは10万8千票だから伊藤は当選圏内に入る計算だ。"
のような事が書いてあり、なんか「いいね!」とTwitterのフォロワーの話くらい、編集者は記事見ながら気づかないのかな、って。※これでいうと、もしかしたら石破さんはちゃんと言ったかもしれないが、編集者が間違ったって可能性もあるけど。

ただね、「いいね!を押してもらえば」って時点でどうかと思うんだよね。ちょっと話ずれるかもしれないけど、Googleは、SEOを選挙活動に使わないでね、って告知していて、もっと言えば、どんどんネットの広告は、やれ「PRって付けなさい」やれ「記事広告って書きなさい」とか言われてるわけですよ。

そんな中の「いいね!を押してもらえばってのは、ネットを活用する上での潮流なんて何も理解してないし、それがまかり通ると思ってる。

そんな方々相手だから、
"議員や秘書が自ら運用する「梅」は210万円、IT(情報技術)企業の担当者が張り付く「竹」は660万円、さらに手厚い「松」は要相談――。参院選を控えた議員の事務所にはネット戦略を指南する案内が連日舞い込む"
こんな商売も今後おそらく出てくる。ソーシャルメディアコンサルなんてものが流行り始めた、数年前のIT業界のように。当時よりもビジネスチャンスは大きいだろうし。

今回の記事の中には「ネット候補」なんて言葉が出てきてるので、今後はフォロワーが多いだけの人や、フレンドが多くて総「いいね!」が増えそうってだけの人が擁立されていくんでしょうね。なんか書いててバカバカしくなってきたけど、自分で政治家を判断できる軸が増えるのは歓迎なので、審美眼を養っていこうと思います。
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