昨日からマキシマムザホルモンの新曲PVが見れるキャンペーンが話題です。
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新曲ミュージックビデオを探せ!http://www.55mth.com/2013/6years/pc/pc_page.htmlGoogleのサジェスト機能を使って、その検索結果ページからミュージックビデオを探してくれと(笑
最近は、
Googleのサジェスト機能から名誉毀損の訴えが起こるとか、なかなか一般にも知られるようになった機能で、ただ、ここまで露骨なキャンペーンってなかったなー、って。
話を戻すと、これって検索エンジン周りの業界から言えば、完全にスパムなんですよね。昔からあるスタンダードな手法。なので、広くスパムだって認定されてるって事は、検索エンジンもそれなりに対策をしてきてる歴史があります。
※興味ある人は、虫眼鏡SEOとか、逆SEOとかググってみてください。今その是非を問うつもりはありません。
はたして、結果はマキシマムザ亮君の思惑の半分は達成でしょうか。(2013年6月5日11:00現在)
Yahoo!では完全に表示されてます。
いわゆるサジェスト部分
ページ下部の関連検索キーワードの表示部分
で、目的のGoogleはというと、
サジェスト部分
ページ下部の関連検索キーワードの表示部分
これって、不特定多数(IPアドレスの分散)のPCやその他デバイス(スマホ等)から検索されてる事によって、検索エンジン側からは「意図的じゃない」と判断され、むしろ「一瞬のトレンド」と理解されてるんだろうな、と。それによって、そのあたりは「評価する」ってのがYahoo!の現状なんでしょうね。
Googleに関しては、検索リクエストが入るページのリファラまで見てるのかな?同一ページから検索あるのはおかしいよね、と。それがGoogleの現状。
プロモーション自体の設計は良くできてると思うんですよね。バンドのカラー、マキシマムザ亮君のキャラクター、そもそものネットに対しての発信とリテラシー。
そう考えると、このプロモーションは不自然ではないし、実際に検索結果にあるブログとか、オフィシャルサイトのおちょくり具合とか、普通におもしろい。単純に俺がマキシマムザホルモンが好きってのもある。
なので、いちいちこのキャンペーンにツッコミを入れるのは業界の人間だけだろうなー、って(笑
ただひとつあるのは、「こういう手法があるんだ」って気づきを一定層に与えてしまったんじゃないかって事。この検索結果を見て、キャプチャして、「こんなキャンペーンやりませんか?」とかそんな企画書が目に浮かぶ。
芸能人や有名人に依頼をするスキームとか、個人でもマーケティングから誹謗中傷含め、いろんな可能性がある。そんな気づきはあった。
願わくば、そんなキャンペーンは流行らないで欲しいと願うし、今後はYahoo!にも対策はして欲しいよね(苦笑
ミュージックビデオをまだ見れてないイチユーザーより。
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